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1型糖尿病

●インスリンが作られているのは、胃の裏側にあるすい臓。ここには、「ランゲルハンス島」
 という組織が小さな島々のように点在しています。このランゲルハンス島の中の「β細胞」が、
 インスリンを作っては貯蔵し、必要があれば分泌する役目を果たしています。


●1型糖尿病にかかるとインスリンの分泌ができなくなるのは、血液中の「リンパ球」が
 β細胞を破壊するため。リンパ球はふつう、体の害となる細菌などが進入した場合に、
 これを取り囲み、攻撃します。ところが、この場合、誤って自分自身の細胞を標的にしてし
 まうのです。こうした内乱現象を「自己免疫」と呼びます。

 
●はっきりとした原因はまだわかっていませんが、いくつかの遺伝子と環境要因が複雑に結び
 ついた結果、発症すると考えられています(ただし、両親のいずれかから病気を受け継ぐ
 「優性遺伝形式」をとるケースはほとんどなく、また、生活習慣が直接の原因となることもあり
 ません)。なかには、2型糖尿病により長期間、高血糖状態を経験したり、内服薬を服薬し続け
 たため、すい臓が疲弊して1型糖尿病となる場合もあります。

  
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